本日は、久々のリトルインタビューをお届けします。
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズへ初参加となる
シナリオディレクター・鳥山からのメッセージをご覧ください。

『小さな王様と約束の国FFCC』 リトルインタビュー
シナリオディレクター・鳥山求編

―─過去に携わった主な作品を教えてください
『ファイナルファンタジーⅩ』ディレクター(イベント)、『ファイナルファンタジーⅩ-2』ディレクター、『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』ディレクター&シナリオです。

今作のシナリオライターの斎藤なな子とは『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』でも、一緒にシナリオを制作しています。

―─初参加となるファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズに持っていた印象は?
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(以下、FFCC)シリーズは、ファイナルファンタジーの中でも、原点回帰といいますか、もっとも王道のファンタジーの世界を丁寧に描いている作品という印象がありました。

「小さな王様と約束の国」では、FFCCの原点であるゲームキューブ版の直後の時代を描くということで、FFCCオリジナルの世界との確かなつながりが感じられるように意識しつつ、瘴気の晴れた世界の中で、未来に向けて変わりゆく部分と時代に取り残されたまま変わらない部分は何なのか、というところにスポットを当てて、ストーリーのコンセプトを考えていきました。

「国造り」というゲームコンセプトを、シナリオ的には「ふるさとをつくっていく」「大切な家族との絆を取り戻す」というテーマに結びつけて、小さな王様と国民たちとの身近なふれあいや日々の暮らしの中に暖かい国の雰囲気が出るように、たくさんの国民たちの会話ひとつひとつに気を配りながら、シナリオを描いていきました。

ゲーム性がいままでにない新しいものだったので、逆に、ストーリー的には
誰もが安心して楽しめる普遍性のほうを重視しています。

―─自分だけが知っている登場キャラクターの秘密はありますか?
追加コンテンツでダウンロードできるレオやチャイムの奇抜な衣装は、モーグリ兄弟がプレゼントしたものという設定です。モーグリ兄弟は、いまでもせっせと仕事をしているようですので、今後の追加コンテンツにもご期待ください。

また辺境の地に眠っていたダークロードの国の歴史も、秘密の裏設定としては存在しています。本作ではそのごく一部しか語っていませんので、彼の悲しい物語にも想像をふくらませていただけますと幸いです。

―─最後に、FFCCNewsをご覧の皆様にメッセージをお願いします
「小さな王様と約束の国」は、想像力を駆使して、冒険する世界をつくっていくゲームです。
国造りの自由度は限りなく高く、王国での日常の暮らしを楽しみながら、
冒険の物語は、みなさんの王様の数だけ生まれてきます。

FFCCシリーズとしてのたしかな感触もあるように、シナリオとイベントも作り込んでいます。
クリスタルに紡がれる物語を、末永くお楽しみください。

小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル
シナリオディレクター 鳥山 求