『小さな王様と約束の国FFCC』 リトルインタビュー
ディレクター・湯地健一郎編 第三回
―─王様は、冒険者の冒険の様子をどの程度知ることができるのでしょうか?
『小さな王様と約束の国』では、冒険者達は城下町で買い物をしたり、お城から外にあるダンジョンへと冒険に出かけていきます。ダンジョンで冒険者はモンスターとバトルしたり、回復の泉で休んだりしながらその日の目的を達成しようと行動します。
王様は、前日の冒険者の活動を「冒険報告書」という形で毎朝見ることができます。
報告書のチェックは、まず冒険者全員の冒険の結果を眺めるところから始まります。
おふれを達成した者や、逆にモンスターにやられてしまった者など、いろいろな冒険者の報告が並んでいるでしょう。
王様はそれぞれの冒険者の報告を選び、詳しい行動を見ることができます。
各人の報告には、買い物やパーティ編成など城下町での行動や、冒険のために立ち寄ったダンジョンでの行動がまとめてあります。
武器を値切る冒険者や、おふれのために民家を回って情報を集める冒険者、中には王様と会話したことについて「王様と話をした!」と報告書に書く者もいます。
王様が望めば、その冒険者の行動をもっと詳しく知ることもできます。
中でも一番気になることは、やはりバトルの結果でしょう。
ダンジョンの親玉モンスターを倒した冒険者がいたら、その強さを見るためにバトルのログを開いてみるでしょう。時にはおふれを依頼した冒険者全員が戦闘不能になって帰って来ることもあります。
そんなときは、冒険者達を倒したモンスターとのバトルの詳細を知りたくなりますよね。
モンスターとのバトルはターン制となっていて、冒険者とモンスターは攻撃やアビリティを繰り出していきます。彼らの行動はターン毎にまとめられ、何ターン目でどんな技が繰り出されたのか、どの技で大ダメージを食らったのかなど、報告書を詳しく読めばバトルの全てを知ることができます。
ちなみにアビリティ効果などの判定は、通常のRPGと同様、互いのパラメータからちゃんと計算して行っています。「素早さ」の高い敵には攻撃が命中し難かったり、炎属性の鎧を装備していれば敵のファイアの威力を軽減したり…、といった具合です。
──最後に、FFCCNewsをご覧の皆様にメッセージをお願いします。
もともと「ダウンロードコンテンツだけれど、しっかり1本のゲームとして楽しめる作品を作りたい」「既存のカジュアルなゲームにはないジャンルを開拓したい」という想いから起ちあがったプロジェクトでした。
最初は「通常のRPGと同じように楽しんでもらえるだろうか?」「ダウンロードに適した容量で、この内容を実現できるだろうか?」など常に手探り状態でしたが、Wiiウェアという実現の場を得て何とか形にすることができました。
内容的にも、1,500Wiiポイントとは思えないものになったと思います。
FFCCファンの方はもちろんですが、そうでない方にも是非遊んで頂きたいと思っていますので、発売まで引き続き応援よろしくお願いします。
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル
ディレクター 湯地健一郎


