本日は北米版ローカライズ開発スタッフからのコメント第二回目をお届けします。
前回までのお話はコチラから→[第一回目]
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台詞の翻訳においては、当然それぞれのキャラクターに合わせた話し方を考える必要があります。例えばモーグリは、性格的に少々腹黒いところはあっても、最後の「クポ」という口癖以外は比較的普通の話し方なので、あまり頭を悩ませることはありません。基本的に最後に"kupo"を付けるだけなので、翻訳作業は割とサクサク進みます。

ところがアルハナーレムのように「~である」が口癖のキャラがいると、大変頭を悩ませることになります。日本語の場合は何を言っても「~である」を文末に付ければ口癖として通用しますが、英語ではそうは行きません。
アルは学者ということもあり、小難しい内容の台詞が多いのですが、更に「なるべく”al”の付く言葉で台詞を終わらせよう」というルールを追加したため、翻訳作業は難航しました・・・。
(例)
アルハナーレム
「天地創造であるな The creation of realms celestial
ずっと神話やおとぎ話の類だと and terrestrial. Hm, I had always
思っていたのである considered those stories mythical.

モーグリの”Kupo”のように翻訳して、たまたま最後に来た言葉に適当に”al”をくっつけるわけではありません。
・・・続く
Square Enix, Inc.
FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Ring of Fates
Localization Specialists
Jyun Takagi & Laurie Spillane


