こんばんは。Ring of Fatesディレクターの紙山です。
そして今回はメインプログラマーの紙山としての登場です。

Ring of Fatesでは、バトルやイベントといったゲーム周りのプログラミングと、
BG・キャラ・エフェクト・サウンドといったオーディオビジュアル周りの
プログラミングを担当しています。

ジャンプフェスタやスクウェアエニックスパーティなど、
プレイアブル出展するイベントの直前になると、
デザイナーやサウンドの各セクションリーダーが、
プログラマーやプランナーの周りをウロウロし始めます。

”このデータがまだ組み込まれていない”とか”このデータの使い方が違う”
などといった、お怒りの・・・あ、いや、有難いご指摘がほとんどなのですが、
この時期のプランナーやプログラマーは、みんなそれぞれ追い込まれていて、
”それどころじゃない”状態になっています。

なので誰かがブースに近づいてくると、
みんな心の中では「自分じゃありませんように」と祈るわけです。

このウロウロ現象が起こると、「ああ、締め切りが近いんだなあ・・・」などと
微笑ましくも思えたりするのですが、ただの現実逃避です。

それではウロウロ常習犯(失礼)の3人をご紹介します。
ブログにも登場している、モーションの菊地さん、エフェクトの大野さん、
そして初登場の効果音の伊勢さんです。

ウロウロ3人組

ともにゲーム制作のワークフローの中では、末期に激烈に忙しくなるセクションであり、
データの数も膨大であるため、まだ未実装・未解決のものが大量に発生するわけです。

伊勢「紙山さーん。○○○がうまく鳴らないみたいなんスよぉ」
紙山「あ、いまちょうどそこ調べてたんですよ。カタカタカタ。
   (心の声:本当は今は違うところのプログラミングしている)」
伊勢「本当スかぁ。お願いしますよ。」
紙山「了解でーす。次の方どうぞ。カタカタカタ。」
菊地「なんか△△△のモーションがおかしな動きになるんですけど(怒)」
紙山「マジですか?至急調べますね。カタカタカタ。
   (心の声:□□□のほうが優先度は高いから先にそっち調べようっと)」
大野「×××のエフェクトの表示がヘンなんです。使い方間違ってますかねぇ。」
紙山「う~~~~ん。
   (心の声:ああ、それはバグ※だな。あそこ1行直せば直るな)
   ちょっと謎ですけど調べておきますー。他のエフェクトの作業しててくださいー。」

このように、華麗に受け流しつつ、あ、いや、華麗に引き受けつつ、
優先度の高いものから仕事をこなしていかなければいけません。

どのセクションのオーダーやリクエストにも満遍なく答えるために、頭の中は
マルチスレッド並列プログラミングで動いています。

※バグ:コンピュータプログラムに含まれる誤りや不具合のこと。

FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Ring of Fates
ディレクター 紙山満