
ともに同じ村に暮らし、双子が生まれた時から傍で見守ってきた
ユーク族のアルハナーレムとリルティ族のミース。
彼らもまた双子を巡る運命の輪に巻き込まれていく人物となる。
アルハナーレムはふたりの魔法の師。
クリスタルの力を使いこなせないふたりに勉強を促すが、
結局いつも押し切られてしまう。
ミースは錬金術の師として、
また、時には母親代わりとしてふたりの面倒を見ている。
おっとりしているが、芯が強いれっきとした大人の女性。
時折パニックを起こすこともあり、ユーリィが頭を撫でて落ち着かせているらしい。
男手一つでふたりを育てているのは、風貌はいかめしいが子煩悩な父ラトフ。
あれこれと興味を示し、すぐに小さな冒険を始めるやんちゃなふたりからいつも目が離せない。
だが、ラトフが本当に恐れていることは、いずれふたりに訪れるであろう運命の時であった─。


