
『魔法』とはクリスタルの力を自らの意志によって制御すること。
──アルハナーレム
ふたりは一人ずつでは半人前。
ふたり一緒だと、思うままに力を使うことができるが、
一人だととたんに何もできなくなってしまう。
そのことに頭を痛めているアルハナーレムだったが、当人達はお構いなし。
ふたりが離れ離れになることなんてあるはずが無いからと。
チェリンカは不思議なクリスタルを持っていた。
チェリンカだけに反応する、チェリンカだけのもの。
アルハナーレムがなくさないように、とペンダントにしてくれたが、
このペンダントも今のふたりには単なるぴかぴかのアクセサリーだった。
幼いふたりがクリスタルの力を知るのはまだまだ先のお話。


